集客に苦戦する個人サロンにこそ見直してほしい、ある数字
こんにちは。
アクトランド中澤です。
毎月、季令販売店向けにサロン経営に役立つZOOM研修を行っているのですが、
特に反響の多かったシリーズをこちらでもご紹介することになりました。
皆様のサロン経営のヒントになれば幸いです。
今日は集客に苦戦するサロン様に見直してほしいある数字についてお届けします。
それは、リピート率
皆様のサロンのリピート率(再来店率)は何パーセントですか?
そもそもリピート率を把握してないというサロンは今すぐ私と出してみましょう。
当月のリピート客数÷総顧客数×100
例えば今月のリピート客数が50人
総顧客数が100名ならあなたのサロンのリピート率は50%です。
新規顧客のリピート率と、既存顧客のリピート率は一般的に既存顧客の方が高くなるので、
これも把握しておくとよいですね。
個人サロンの場合、目指すリピート率は7割以上といわれています。
8割を超えているなら、あなたのお客様はとても満足しているといえます。
サロンの客数も上限に近く、新規は積極的に募集していないというサロンも多いのでは?
一方で開店して1年を超えても3割に満たないサロン様は新規集客に苦戦しているところが多いかと思います。
そういったサロンの場合、集客が課題と思いがちですが、見直すべきはリピート率なんです。
20人の既存顧客がいたとして、月に5人の新規顧客があった場合、
1年後の顧客数は、
リピート率が8割なら68人、
リピート率が2割なら32名です。
売上に大きな差が出るのは明らかですよね。
リピート率=顧客満足度。
リピート率を上げるうえで抑えておきたいチェック項目はいくつかありますが、
今日からすぐに実践できるものを1つご紹介します。
それは、
次回来店時期の目安と理由、その通りにするとどんなメリットがあるのかお客様にお伝えする。
例えばあなたがネイルサロンであれば、
「次回は今日から3週間から4週間の間に予約をしてください。
オフの時の爪へのダメージも少ないので、自爪をよい状態に保てます。
当店では4週間以内のご予約はオフ代が無料です」
などです。
メリットを値引きやポイントで提示するサロン様もありますが、
お得感がメインであってはいけません。
来店時期を守ってもらうことは、
お客様をより良い状態へ導くプロとして当たり前のこと。
来店タイミングの主導権はお客様ではなく、あなたなのです。
お客様が予約をすぐに入れてくれないのは、施術の必要性を時間のなかでお客様に伝えることができなかったということ。
カウンセリングも見直してみるとよいかもしれませんね。
弊社では毎月季令販売店のサロン様向けに「リピート率アップ研修」を行っております。
結果の出る製品を作るのはメーカーをして当たり前のこと。
サロン様の売り上げアップのお手伝いもお任せください。